革靴かかと付工
かわぐつかかとつけこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
- 小分類 : その他の製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
概要
革靴のかかと部分を取り付け、接着・固定・仕上げを行う職業。
詳細説明
革靴かかと付工は、靴底に革製または合成素材のかかとを取り付ける専門職です。木型に合わせてかかとの形状を整え、接着剤や釘、圧着工具を使用してしっかり固定します。その後、余分な部分を切り落とし、磨きや染色で仕上げを行い、靴全体の外観と耐久性を追求します。手作業と機械作業を組み合わせ、精密な作業が求められます。
将来性
靴のメンテナンス需要や高品質革靴の需要は安定。ファストファッションの影響で大量生産品は減少傾向だが、リペア市場が拡大し熟練職人への需要は根強い。技術継承と機械化のバランスが課題となる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
見習い職人 → かかと付け工 → 熟練職人 → 現場リーダー → 工房経営者
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コミュニケーション力 | 単独作業が多く、対人調整は少ないため。 |
| 創造性・アイデア発想力 | 定められた仕様に従い作業するため。 |
| 数理・定量分析力 | 複雑な計算は少なく、基本的な測定で足りるため。 |
別名
- かかと付け職人
- ヒール付け工
関連職業
- 靴修理工
- 靴底貼り工
- 靴製造工