労働金庫役員
ろうどうきんこやくいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 管理的職業
- 中分類 : 法人・団体役員
- 小分類 : その他の法人・団体役員
概要
労働金庫の理事会や執行役員として経営方針の策定・業務監督を行い、組合員に対する金融サービスの提供と地域社会の発展に寄与する管理職。
詳細説明
労働金庫役員は、労働金庫法に基づき社員(組合員)総会または社員代表会で選任され、理事会や執行役員会に参加して経営の最高意思決定を行います。経営戦略の策定、収益管理、リスク管理、内部統制、ガバナンス対応、組合員サービスの企画・提供まで幅広い業務を統括し、組合員や地域社会の信頼確保と持続的発展を図ります。金融市場動向や法令改正への対応、デジタル化推進なども役割に含まれます。
将来性
金融業界のデジタル化や低金利環境の長期化に対応しつつ、地域貢献機能の強化や新サービス開発が求められる。組合員の高齢化やニーズ多様化への対応を進めることで、役割の重要性と存在感が維持・拡大すると予想される。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
一般職員(総合職) → 主任・係長 → 課長・部長 → 執行役員(理事) → 取締役
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 経営判断における財務データ分析が必須。 |
| 注意力・正確性 | 法令遵守とリスク管理のため細部まで注意が必要。 |
| コミュニケーション力 | 様々な組合員や取引先との調整・交渉が多いため。 |
| 主体性・リーダーシップ | 組織の方向性を示しリーダーシップを発揮する必要がある。 |
| 数理・定量分析力 | 財務諸表や数値分析が職務の中核をなすため。 |
| 計画・組織能力 | 経営戦略と事業計画の策定・実行管理が求められる。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワークで体力負荷は少ない。 |
別名
- ろうきん役員
- 労金役員
関連職業
- 信用金庫役員
- 協同組合役員
- 銀行役員