国民健康保険組合役員
こくみんけんこうほけんくみあいやくいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 管理的職業
- 中分類 : 法人・団体役員
- 小分類 : その他の法人・団体役員
概要
国民健康保険組合の理事・監事など役員として、保険料設定・給付方針・財務管理など組合運営に関する意思決定を行う職種。
詳細説明
国民健康保険組合役員は、国民健康保険法に基づき設立された組合の理事長・理事・監事などを指し、保険料率の決定、給付方針の策定、予算・決算の承認、組合規約の制定・改定、内部統制の整備など、組合運営に関する重要事項を審議・決定します。自治体職員や事務局職員、外部専門家と連携し、加入者の医療保障と組合財政の両立を図る役割を担います。
将来性
高齢化や医療費増大に伴い、保険運営の効率化・デジタル化が進む中、専門的知識を持つ役員の需要は維持される。一方、財政健全化やガバナンス強化の要請により役割が拡大する可能性がある。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
健康保険組合事務局職員 → 監事 → 理事 → 理事長
必須スキル
推奨スキル
データ分析 / プレゼンテーションスキル / リスクマネジメント / 公共政策立案
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 組合の財務状況や保険政策を分析する能力が重要。 |
| 注意力・正確性 | 予算や保険料率の計算で正確性が求められるため。 |
| コミュニケーション力 | 理事や行政、市民との調整・交渉が多いため。 |
| 数理・定量分析力 | 保険料率計算や財務管理における数的分析が必要。 |
| 協調性・チームワーク | 理事会メンバーと協働しながら運営を進めるため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワークで体力的負担は少ない。 |
関連資格
- 社会保険労務士
- 行政書士
別名
- 国保組合役員
関連職業
- 健康保険組合事務職員
- 健康保険組合役員
- 市町村職員(国民健康保険担当)
- 社会保険労務士