国語研究者
こくごけんきゅうしゃ
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : 研究者
- 小分類 : 人文・社会科学系等研究者
概要
日本語の文法構造や歴史、方言、使用実態などを研究し、理論的知見を得る専門職。文献や調査を通じて言語の分析を行う。
詳細説明
国語研究者は、日本語の文法構造、語彙、歴史、方言、語用論など多様な側面から日本語を分析・研究する専門家です。大学や研究機関に所属し、文献調査やコーパス分析、フィールドワーク、アンケート調査などを行って言語現象を解明し、学会発表や学術論文の執筆を通じて知見を広めます。また、国語辞典や教科書、研究書の編集にも携わる場合があります。研究成果は教育や翻訳、情報処理など多様な分野で活用されます。
将来性
AIや自然言語処理分野との連携が進み、日本語コーパス分析や辞書編纂の需要が拡大する一方、安定したポストは限られ競争が激しい。
性格特性
好奇心や探究心がある / 客観的である / 忍耐力がある
労働スタイル
キャリアパス
大学院修士課程修了 → 大学院博士課程修了 → ポスドク研究員 → 助教・講師 → 准教授・教授
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 複雑な言語現象を論理的に分析する必要があるため。 |
| 注意力・正確性 | 微細な言語差異や文献の記述を正確に把握するため。 |
| 創造性・アイデア発想力 | 独自の研究視点や仮説を構築する創造性が求められる。 |
| 主体性・リーダーシップ | 独立して研究を推進する主体性が重要。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新しい理論や方法論を継続的に習得する必要がある。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワークで体力的負荷は少ない。 |
関連資格
- 修士(国語学)
- 博士(文学・言語学)
- 国語科教員免許
別名
- 国語学者
- 日本語学研究者
- 日本語研究者
関連職業
- 文学研究者
- 翻訳家
- 言語学研究者
- 辞書編集者