検岩員
けんがんいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 建設・土木・電気工事の職業
- 中分類 : 採掘の職業
- 小分類 : その他の採掘の職業
概要
岩石の採取から性質評価までを行い、建設や採掘に必要な岩石強度や組成などのデータを提供する専門職。
詳細説明
検岩員は、トンネル工事やダム建設、採掘現場などで岩石のコアサンプルを採取し、圧縮強度試験や吸水率試験など各種物理・化学試験を行う。現地でのサンプリング作業ではボーリング機械の操作や試料の管理を担い、試験所では試験機器の操作、校正、測定データの整理・解析、報告書作成まで一連の工程を実施する。得られた試験結果は設計や施工の判断材料となり、安全性や品質確保に不可欠である。
将来性
インフラの老朽化や新規大型プロジェクトの増加に伴い、正確な岩石試験の需要が高まる傾向にある。無人化・自動化技術の導入が進み、省人化・効率化が見込まれる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
検岩員（ジュニア） → シニア検岩員 → ラボマネージャー → 品質管理部門リーダー
必須スキル
圧縮強度試験 / 岩石試料採取 / 測定データ解析 / 試験機器の校正・保守
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 標準試験に基づく業務で創造性はあまり必要ないため。 |
関連職業
- ボーリング調査員
- 土質試験技士
- 地質調査技術者