海士(自衛隊)
かいし
業界・職種
分類
概要
海上自衛隊における最下級の階級で、基礎訓練や艦艇運用補助、装備管理、一般業務を担当する。
詳細説明
海士は海上自衛隊における最初の階級(OR-1)で、艦艇乗員として船舶の運用補助、装備や武器の整備管理、無線通信や応急手当など多岐にわたる基礎業務を行う。日常は陸上や艦上での厳格な規律に基づく訓練や監視・警備、救助活動訓練などを経て、自衛官としての基盤を築く。上級階級の指示に従いながら、チームの一員として協力し、緊急時には迅速な対応が求められる。
将来性
防衛力強化や国際的な海上警備協力の重要性の高まりにより、安定的な需要が続く見込み。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
海士 → 海士長 → 3等海曹 → 2等海曹 → 1等海曹 → 准海尉
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 艦上勤務や変化する環境へ適応が求められるため。 |
| 注意力・正確性 | 武器や装備の取り扱いで細部の確認が重要になるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 各種訓練や技術を継続的に習得する必要があるため。 |
| 体力・持続力 | 長時間の立ち仕事や重い装備の携行など高い体力が求められるため。 |
| ストレス耐性 | 海上や厳しい訓練環境でのプレッシャーに耐える必要があるため。 |
| 協調性・チームワーク | 集団行動でチームワークが不可欠であるため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 決まった手順に従うため創造性はあまり求められない。 |
| 数理・定量分析力 | 高度な数理分析はあまり必要とされない。 |
| 計画・組織能力 | 業務は上官の指示に基づくため自ら計画を立てる機会は少ない。 |
関連資格
- 普通自動車運転免許(任意)
- 自衛官候補生試験合格
関連職業
- 3等海曹
- 海士長
- 空士(自衛隊)
- 陸士(自衛隊)