介護員（認知症グループホーム）

かいごいん（にんちしょうぐるーぷほーむ）

業界・職種

医療・福祉

分類

概要

認知症グループホームで認知症高齢者の日常生活支援や身体介護、レクリエーション企画などを行う職種。

詳細説明

介護員（認知症グループホーム）は認知症の高齢者が共同生活を行うグループホームで日常生活の支援や身体介助、家事援助、レクリエーションの企画・実施を担う。利用者一人ひとりの状態に合わせたケアプランに基づいて食事、入浴、排泄などの基本的生活行動をサポートし、BPSD（行動・心理症状）への対応や転倒予防にもあたる。また、多職種チームや家族と連携し、記録・報告を行いながら利用者の生活の質向上を目指す。コミュニケーションやチームワーク、専門的な認知症ケア技術が求められる。

将来性

超高齢社会により安定的な需要がある。認知症ケアの専門性が高まり、デジタル記録や遠隔見守りなどの技術導入が進む。

性格特性

忍耐力がある / 思いやりがある / 臨機応変に対応できる / 責任感が強い

労働スタイル

シフト / パートアルバイト / 夜勤 / 常勤

キャリアパス

介護員 → 介護リーダー → サービス提供責任者 → グループホーム管理者 → 介護福祉士

必須スキル

コミュニケーションスキル / バイタルサイン測定 / 介護記録作成 / 身体介護技術 / 転倒・転落予防

推奨スキル

BPSD対応 / CPR対応 / リーダーシップ / レクリエーション企画 / 認知症ケア

適性（得意であることが望ましい）

項目 説明
変化への適応力 利用者の状態変化に迅速に対応する必要があるため。
注意力・正確性 利用者の些細な体調変化を見逃さないため。
コミュニケーション力 認知症の方や家族、多職種との連携で不可欠。
体力・持続力 長時間の立ち仕事や身体介助が多いため。
計画・組織能力 ケアプランやスケジュール調整が必要なため。
問題解決力 行動・心理症状への対応で必要。
ストレス耐性 身体的・精神的に負担の大きい場面があるため。
協調性・チームワーク 多職種と協働してケアを行うため。

適性（苦手でも可）

項目 説明
数理・定量分析力 日常的な数理分析作業は少ないため。

関連資格

  • 介護福祉士
  • 介護職員初任者研修

別名

  • グループホーム介護職員
  • 認知症グループホーム介護員

関連職業

  • グループホーム管理者
  • デイサービス介護職員
  • ホームヘルパー
  • 介護福祉士

タグ

介護 施設介護 福祉 認知症ケア

キーワード

グループホーム 介護記録 多職種連携 日常生活支援 生活リハビリ 認知症 身体介護