蒸煮工(パルプ製造)

じょうしゃこう(パルプせいぞう)

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

木材チップをアルカリ溶液で高温・高圧処理し、パルプを抽出する装置を操作・監視する専門職。

詳細説明

蒸煮工(パルプ製造)は、ディジェスター(蒸煮釜)を用いて木材チップをアルカリ溶液で蒸煮し、繊維素を分離してパルプを生成する工程を担当します。温度や圧力、薬液濃度を管理しながら装置を操作し、品質試験や成分分析を行います。異常時には緊急停止やトラブルシューティングを実施し、安全管理や機器の点検・保守作業も重要な業務です。交替制勤務でのライン運転や、製造記録の作成も含まれます。

将来性

紙・パルプ産業はデジタル化の影響で需要の一部が減少する一方、包装材や衛生用品向けの紙需要は安定しており、環境対応技術の進展により効率的な製造プロセスの確立が求められるため、熟練オペレーターの需要は中長期的に維持される見込み。

性格特性

慎重である / 観察力に優れている / 責任感が強い

労働スタイル

シフト / 夜勤 / 安全装備着用 / 工場勤務

キャリアパス

オペレーター(見習い) → 蒸煮オペレーター → シフトリーダー → 製造課長 → 工場責任者

必須スキル

品質検査 / 機器の点検保守 / 温度圧力制御 / 緊急停止手順 / 蒸煮釜操作 / 薬液濃度管理

推奨スキル

PLC制御知識 / 化学工学基礎知識 / 品質管理手法(QC) / 設備診断

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 工程の安全と品質維持のため、微細な差異も見逃さない注意力が必要。
体力・持続力 長時間の立ち作業や装置点検など、体力持続力が必要。
ストレス耐性 高温・高圧下での作業や緊急対応でストレス耐性が求められるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 作業手順は定型的で、創造的発想は求められにくいため。

関連資格

  • ボイラー技士
  • 危険物取扱者(乙種第4類)
  • 玉掛け技能講習

別名

  • ディジェスターオペレーター
  • 蒸煮オペレーター

関連職業

  • 抄紙工
  • 漂白工
  • 紙加工工

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