自転車車体組立工
じてんしゃしゃたいくみたてこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械組立工
- 小分類 : 輸送用機械器具組立工（自動車を除く）
概要
金属やカーボン製の自転車フレームや部品を組み立て、完成車体を製造する製造職。
詳細説明
自転車車体組立工は、図面や指示書に基づきフレームやフォーク、ホイール、ブレーキなどの部品を組み立て、適切なトルク管理や調整を行って完成車体を製造します。手工具やトルクレンチ、溶接機などを用い、部品の寸法検査や動作確認を実施します。高い注意力と手先の器用さが求められ、作業品質を維持するために工程管理や品質検査を繰り返します。チームでの協力が不可欠で、効率的な作業手順の遵守と、製品の不良率低減に取り組みます。
将来性
国内外での自転車需要の増加や電動アシスト自転車の普及により安定した需要が見込まれる。自動化技術の導入が進む一方で、精密組立における熟練者の技能は引き続き重視される。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ライン作業員 → 班長・リーダー → 生産技術者 → 製造工程管理 → 工場長
必須スキル
推奨スキル
ガス溶接技術 / フォークリフト運転技能 / 計測機器操作
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 規定の手順に従う作業が中心のため。 |
| 数理・定量分析力 | 高度な計算は少ないため。 |
| 計画・組織能力 | 作業手順が決められているため。 |
別名
- 自転車フレーム組立工
関連職業
- 自動車車体組立工
- 自転車整備士