事務局長(裁判所)
じむきょくちょう(さいばんしょ)
業界・職種
分類
概要
裁判所の事務局を統括し、業務運営、人事、予算などを管理する管理職。
詳細説明
事務局長(裁判所)は、裁判所の事務局を統括し、業務運営や人事、予算編成・執行、組織管理を行う職種です。裁判所長や裁判官と連携しながら、事務局員の配置・育成を計画し、円滑な裁判運営を支えるほか、行政部門として外部機関との調整や、業務改善プロジェクトを推進します。
将来性
裁判所業務のデジタル化や業務効率化の推進により、組織運営やプロジェクト管理能力の重要性が高まる。
性格特性
リーダーシップがある / 公平性や公正性を重視する / 調整力がある / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
裁判所事務官 → 上級裁判所事務官 → 事務局長
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 複雑な法令や運営ルールを理解し適用する論理的思考が必要。 |
| 注意力・正確性 | 予算や法令の適用誤りが大きな影響を及ぼすため高い正確性が求められる。 |
| コミュニケーション力 | 関係者と調整・協議を行い、情報を的確に伝える能力が求められる。 |
| 主体性・リーダーシップ | 組織を牽引し、プロジェクトを推進するリーダーシップが求められる。 |
| 計画・組織能力 | 組織全体の業務計画や予算編成を策定・管理する能力が必要。 |
| ストレス耐性 | 裁判所運営の重要ポジションとして高い責任に伴うストレス耐性が必要。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 主に既存の規程や手順に基づく業務で、斬新な発想より確実性が重視されるため。 |
| 体力・持続力 | 主にデスクワークのため高い体力は要求されない。 |
関連資格
- 国家公務員総合職
- 裁判所職員採用試験(I種)
別名
- 裁判所事務局長
関連職業
- 書記官
- 裁判所事務官
- 裁判長