事務局長(NPO法人)

じむきょくちょう

業界・職種

公務・法律・行政

分類

概要

NPO法人において組織運営の最高責任者として、業務計画立案、資金調達、ステークホルダー調整、人材マネジメントを統括する職種。

詳細説明

事務局長(NPO法人)は、非営利組織の組織運営の最高責任者として、年間活動計画や予算策定を行い、資金調達(助成金獲得や寄付募集)を推進します。スタッフやボランティアのマネジメント、理事会や外部ステークホルダーとの調整・交渉を担い、活動成果の報告書作成や情報発信も行います。組織のガバナンス体制の構築・維持、法令遵守の確認など、内部統制の整備も重要な役割です。活動分野は福祉、教育、環境保護など多岐にわたり、社会的課題の解決に向けたリーダーシップが求められます。

将来性

社会的課題の多様化や行政・企業との連携強化により、NPO法人の役割が拡大し続けています。資金調達環境の変化やデジタル化への対応が求められ、事務局長にはマネジメント能力と専門性の両立が一層重要視されるでしょう。

性格特性

リーダーシップがある / 社会貢献意識がある / 臨機応変に対応できる / 調整力がある / 責任感が強い

労働スタイル

フルタイム / フレックス / リモート / 出張イベント対応

キャリアパス

事務局スタッフ → 事務局次長・マネージャー → 事務局長 → 理事・事務局長 → 代表理事/事務総長

必須スキル

NPO関連法規 / ステークホルダー調整 / ファシリテーション / 予算管理 / 組織マネジメント

推奨スキル

コミュニケーションスキル(英語) / デジタルツール活用 / ファンドレイジング / プロジェクト管理 / 資金調達

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
コミュニケーション力 多様なステークホルダーとの調整が頻繁に必要なため。
主体性・リーダーシップ リーダーとして自発的に指揮・意思決定を行う必要があるため。
計画・組織能力 イベント企画や業務計画の立案・実行が求められるため。
問題解決力 組織運営上の課題を解決する力が重要なため。
ストレス耐性 多方面からの要望や急な対応に耐える必要があるため。
協調性・チームワーク スタッフや外部関係者と協働し組織を運営するため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
体力・持続力 デスクワークが中心で体力的負荷は比較的少ない。

関連資格

  • ファンドレイジング・アドバイザー
  • プロジェクトマネジメントプロフェッショナル(PMP)
  • 中小企業診断士
  • 社会福祉士

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