磁気探傷検査員(金属)
じきたんしょうけんさいん(きんぞく)
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品検査工(金属製品)
- 小分類 : 金属加工・溶接検査工
概要
磁気を利用して金属部品や溶接部の表面・近傍の欠陥を検出する検査技術者。
詳細説明
磁気探傷検査員(金属)は、磁粉探傷試験装置によって金属製品や溶接部分に磁場をかけ、表面または近傍に存在する傷、ひび割れ、欠陥を検出・評価する専門職です。作業工程としては、検査対象の脱脂や着磁、磁粉の塗布、余分な磁粉の除去と洗浄、検査結果の記録・判定を行います。JIS Z 2306やISO 9712などの規格に従い、欠陥の大きさや位置を報告書にまとめ、品質保証部門や製造部門にフィードバックします。産業機械や自動車、航空機、橋梁など幅広い分野で需要があり、高い注意力と規格遵守の意識が求められます。
将来性
製造業の品質要求の高まりや安全規制強化に伴い、非破壊検査技術者の需要は安定的に推移。自動車や航空、エネルギー分野での部品検査が増加する見込み。試験自動化やAIによる解析技術の導入が進み、高度な技術習得が市場価値を左右する。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
検査員 → 検査リーダー → 品質保証エンジニア → 品質マネージャー → 非破壊検査コンサルタント
必須スキル
推奨スキル
品質管理手法(QC) / 安全管理 / 英語技術文書読解 / 非破壊検査技術
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 微小な欠陥を見逃さない高い注意力が必要なため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 創造性より標準手順の遵守が重視されるため。 |
| 主体性・リーダーシップ | 基準手順が定められ、独自判断より遵守が重視されるため。 |
| 数理・定量分析力 | 複雑な定量分析は少なく、目視検査が主体のため。 |
関連資格
- ISO 9712 レベル2 磁粉探傷試験
- 日本非破壊検査協会(JSNDI)認定 非破壊検査技術者 レベル2(磁粉探傷)
別名
- MPI検査員
- 磁粉探傷技術者
- 磁粉探傷検査員
関連職業
- 放射線透過検査員
- 浸透探傷検査員
- 溶接検査員
- 超音波探傷検査員
- 非破壊検査技術者