投資信託計理事務員
とうししんたくけいりじむいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 事務的職業
- 中分類 : 会計事務の職業
- 小分類 : その他の会計事務の職業
概要
投資信託の基準価額算出、会計処理、決算業務および報告書作成など、ファンドのバックオフィス業務を担う専門職。
詳細説明
投資信託計理事務員は、投資信託(ファンド)の基準価額算出、会計処理、月次・年次決算業務および運用報告書などの作成・提出を主に担当します。受託会社や受託銀行、カストディアンと連携し、売買データの照合、配当金や信託報酬の計算、費用集計、税務処理を行います。金融商品取引法や信託法などの関連法規と会計基準の理解、基準価額計算システムやエクセルマクロ操作などのスキルが求められます。
将来性
高齢化と資産運用の普及に伴い投資信託残高は増加傾向で、バックオフィス業務の需要も安定的に拡大すると予想される。RPAやAIによる業務自動化が進むため、システムスキルの習得が重要となる。
性格特性
ルーティンワークを苦にしない / 几帳面である / 慎重である / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
投信事務アシスタント → 投資信託計理事務員 → チームリーダー → 部門マネージャー → ファンド会計部門責任者
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | ルーチン業務が多く、創造性より正確さが求められる。 |
| 体力・持続力 | デスクワーク中心で体力負荷は少ない。 |
関連資格
- 日商簿記検定2級
- 証券外務員一種
別名
- ファンドオペレーションスタッフ
- 投信事務員
関連職業
- ファンドマネージャー
- 証券事務員
- 資産運用アドバイザー
- 銀行事務員