内燃機関修理工
ないねんきかんしゅうりこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械整備・修理工
- 小分類 : はん用・生産用・業務用機械器具整備・修理工
概要
自動車や発電機などの内燃機関の分解・点検・調整・修理を行い、正常な運転状態を維持する専門職。
詳細説明
内燃機関修理工は、自動車や船舶、建設機械、発電機などに搭載されている内燃機関を対象に、故障診断、分解、点検、部品交換、組み立て、調整、試運転を行い、安全かつ効率的に稼働できる状態に整備する職種です。エンジンの摩耗や損傷を把握し、適切な修理手順を計画して実行するとともに、トルク管理や排ガス規制への対応、メンテナンス記録の作成なども担います。現場では専用工具や測定機器、診断機器を駆使し、最新の燃費向上技術や排ガス低減技術の知識を習得することが求められます。
将来性
電動化の進展で内燃機関需要は減少傾向にあるが、産業用機械や既存インフラの維持には依然として需要が高く、ハイブリッドやEV関連のスキルを併せ持つことで将来性がある。
性格特性
協調性がある / 安全意識が高い / 忍耐力がある / 手先が器用で細かい作業が得意 / 機械に対する興味や関心がある
労働スタイル
キャリアパス
整備見習い → 内燃機関修理工 → シニア整備士 → 工場長・整備工場管理者 → メンテナンスエンジニアリングマネージャー
必須スキル
推奨スキル
ECU制御プログラミング / 溶接技術 / 環境規制対応技術 / 英語（マニュアル読解） / 電子制御システム診断
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 数理・定量分析力 | 図面の寸法把握や測定は必要だが、高度な数理分析は少ないため。 |
関連資格
- 一級自動車整備士
- 二級自動車整備士
別名
- エンジンメカニック
- エンジン整備士
関連職業
- 自動車整備工
- 船舶整備工
- 重機整備工