計器調整工
けいきちょうせいこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械組立工
- 小分類 : 計量計測機器・光学機械器具組立工
概要
計測機器や光学機器などの精密機器を組み立て、調整し、性能を校正する専門技術者。
詳細説明
計器調整工は、工場や研究所などで各種計量計測機器や光学機械器具の組立・調整・校正を行う。顕微鏡や分光計、各種センサー、計量器の内部部品を精密に組み込み、トルク調整や光学部品の位置決めを行う。高精度な測定基準や校正装置を用いて性能を検査し、法規制や顧客要求に応じた精度・品質を確保する。作業記録や校正証明書の作成も担い、品質管理部門と連携して機器の信頼性を維持する。
将来性
IoT機器や高度な計測ニーズの拡大に伴い、精密計測分野の需要は安定的に推移。自動化やデジタル校正技術の導入が進み、ソフトウェアスキルを持つ調整工の価値が高まる。
性格特性
几帳面である / 手先が器用で細かい作業が得意 / 責任感が強い / 集中力が高い
労働スタイル
キャリアパス
計器調整工見習い → 計器調整工 → シニア計器調整工 → 技術リーダー → 品質管理エンジニア
必須スキル
図面読解（機械・光学） / 校正機器操作 / 精密工具操作 / 電気回路知識
推奨スキル
光学知識 / 統計的品質管理 / 英語（マニュアル読解） / 計測ソフトウェア操作
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型手順に従う作業が主体で、新規のアイデア発想は少ない。 |
| 体力・持続力 | 主に作業台での精密作業が中心で、重労働は少ない。 |
関連資格
- 第一種計量士
- 第二種計量士
関連職業
- 光学機器組立工
- 機械検査工
- 電子機器組立工