産官学連携コーディネーター
さんかんがくれんけいこーでぃねーたー
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : その他の技術の職業
- 小分類 : 他に分類されない技術の職業
概要
産官学連携コーディネーターは、産業界・政府機関・学術機関の協力体制を構築・推進し、共同研究や技術移転、オープンイノベーションを実現する専門職。
詳細説明
産官学連携コーディネーターは、企業、行政、大学・研究機関など多様な組織をつなぎ、共同研究テーマの設定から契約締結、助成金申請支援、進捗管理、知的財産戦略の立案・運用、成果の社会実装までを一貫してサポートします。ステークホルダー間の利害調整やスケジュール管理、ファシリテーションを行いながら、プロジェクトの円滑な推進を図ります。
将来性
オープンイノベーションや産官学連携による技術開発の重要性が高まる中、コーディネーターの需要は増加傾向にあります。デジタル技術やグローバル連携の深化に伴い、専門的な調整・交渉スキルを持つ人材の市場価値はさらに上昇すると考えられます。
性格特性
主体性がある / 交渉力がある / 臨機応変に対応できる / 調整力がある / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
アシスタントコーディネーター → コーディネーター → チームリーダー → マネージャー → 部門責任者
必須スキル
ステークホルダー調整 / ビジネス文書作成 / ファシリテーション / プレゼンテーション / プロジェクト管理 / 契約交渉
推奨スキル
コミュニケーションスキル(英語) / データ解析 / 助成金補助金制度知識 / 知的財産管理 / 財務会計知識
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 異なる文化・組織風土に適応しながら調整を行う必要がある。 |
| コミュニケーション力 | 多様なステークホルダーとの円滑なコミュニケーションが不可欠。 |
| 主体性・リーダーシップ | 主体的に新しい連携機会を創出し推進する姿勢が求められる。 |
| 計画・組織能力 | 複数主体のスケジュール調整やプロジェクト進行管理が求められる。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワークであるため高い体力は不要。 |
関連資格
- プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)
- 技術士
- 知的財産管理技能検定
関連職業
- プロジェクトマネージャー
- リサーチコーディネーター
- 技術移転コーディネーター