入国警備官
にゅうこくけいびかん
業界・職種
分類
概要
外国人の入国・出国時において、旅券や査証を審査・確認し、不正入国を防止する保安担当職。
詳細説明
入国警備官は、空港や海港、国境の陸路などで外国人の入出国手続きを担当し、旅券や査証、その他書類の真正性を確認します。不審な点があれば質問聴取を実施し、不法入国やテロの防止を図ります。また、入国管理システムの操作、関係機関との連携、緊急時の対応訓練や防災対応なども行います。勤務はシフト制で、国内外からの多様な言語や文化に対応する能力が求められます。
将来性
訪日外国人の増加や不正入国防止の強化により安定的な需要が見込まれます。デジタル化やAIを活用した書類審査の導入が進み、業務効率化が図られるとともに、高度なコミュニケーション能力やITリテラシーの重要性が増すでしょう。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
入国警備官(初級) → 入国警備官(中級) → 入国警備官(上級) → 班長・課長補佐 → 支局長・本局職員
必須スキル
コミュニケーションスキル(外国語) / 入国管理システム操作 / 査証審査 / 面接技法
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 変化への適応力 | 様々な情勢や言語、文化に適応する能力が必要なため。 |
| 注意力・正確性 | 旅券や書類の偽造を見抜く正確さが求められる。 |
| コミュニケーション力 | 多様な人と的確に意思疎通を行う必要があるため。 |
| 体力・持続力 | 長時間の立ち仕事や夜勤を継続する体力が求められる。 |
| ストレス耐性 | 緊急事態やハイリスク状況でも冷静に対処する必要があるため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 業務は規則や手順に基づくため、創造性はあまり求められない。 |
| 数理・定量分析力 | 定量分析の機会は少ないため。 |
関連資格
- 国家公務員採用試験(一般職)
別名
- イミグレーションオフィサー
- 入国管理官
- 国境警備官
関連職業
- 入国審査官
- 税関職員
- 警察官