筏作り工(木場)
いかだづくりこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工(金属製品・食料品等を除く)
- 小分類 : 木製品製造工
概要
丸太を組み合わせ、縄や金具で固定して筏を製作し、主に川や湖上での輸送や伝統行事に用いる職人。
詳細説明
筏作り工(木場)は、丸太を適切に選別・加工し、筏として組み上げる専門職。木材の状態を見極め、浮力や耐久性を確保するための設計を行い、縄結びや金具で固定する。複数人で協力して大型の筏を組む場合が多く、仕上がった筏は伝統的な木材輸送や観光・イベント用途で活用される。屋外での作業が中心となり、季節や水位の変動にも対応する技術が求められる。
将来性
現代の輸送手段の変化で需要は減少しているが、伝統文化や観光イベント向けの需要で維持される見込み。
性格特性
協調性がある / 忍耐力がある / 身体を動かすのが好き
労働スタイル
キャリアパス
見習い職人 → 職人 → 親方 → 伝統工芸保存組織所属
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 安全性を確保するために組み方や結び目の正確さが重要。 |
| 体力・持続力 | 重い丸太の運搬や結束作業が多く高い体力が求められる。 |
| 協調性・チームワーク | 複数人で協力して作業を行うため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 数理・定量分析力 | 細かな数理分析よりも手作業の技術が重視される。 |
別名
- いかだ職人
- 筏職人
関連職業
- 木工職人
- 林業作業員
- 造船大工