空気調和設備配管工

業界・職種

分類

概要

空気調和設備配管工は、建物内の冷暖房や換気システムに用いる冷媒管やドレン管を設置・接続・保温・試験する専門工事職。

詳細説明

空気調和設備配管工は、ビルや住宅などの空調システムに必要な配管工事を担当します。設計図に基づき銅管や樹脂管を切断し、フレア加工・圧着・溶接で接続。配管後は保温材を施工し、機密試験や圧力テストで漏れがないことを確認します。新設だけでなく、既設配管の改修・修理、定期点検・メンテナンスにも携わり、安全管理や品質管理、他職種との調整・協働が求められます。

将来性

建築物の省エネルギー化や空調設備の更新ニーズにより、配管技術者の需要は今後も安定・増加傾向。IoT空調や省エネ技術の導入で、高度な配管施工技術の習得が市場価値を高める。

性格特性

几帳面である / 協調性がある / 責任感が強い

労働スタイル

チーム作業 / 屋外高所作業 / 現場作業 / 請負企業勤務 / 転勤出張あり

キャリアパス

見習い配管工 → 職長 → 現場監督 → 管工事施工管理技士 → 独立・開業

必須スキル

保温保冷施工 / 図面読み取り / 圧力試験 / 溶接 / 穴あけ固定作業 / 配管加工技術

推奨スキル

CAD（配管図面） / 安全管理 / 溶接 / 現場調整指示 / 英語基礎

適性（得意であることが望ましい）

項目	説明
注意力・正確性	小さな接続ミスや漏れが重大なトラブルにつながるため。
体力・持続力	重い配管や資材を持ち運び、狭い場所での作業が多いため。
問題解決力	配管のわずかなずれや詰まりを迅速に解決する能力が求められるため。

別名

エアコン配管工
空調配管工

キーワード

シール材ドレンバンド結束フレア加工保温材冷媒配管図面読解圧力試験樹脂管溶接銅管