重油燃焼装置組立工

じゅうゆねんしょうそうちくみたてこう

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

重油を燃焼させるためのバーナーや制御装置を機械図面に基づいて組み立て、調整する製造技術職。

詳細説明

重油燃焼装置組立工は、重油バーナーや燃焼ノズル、ポンプ、制御バルブなどの部品を図面・仕様書に従って組み立て、組立後は燃焼試験や調整、動作検査を実施します。溶接や配管作業、工具を用いた締結作業を行い、製品の安全性や性能を確保します。製造現場でのライン作業のほか、据付現場での調整やメンテナンス業務を担う場合もあります。

将来性

省エネ・環境規制の強化により高効率燃焼装置の需要が増加。IoTを活用した遠隔監視・自動化技術の導入が進み、技能レベルの高度化が求められる。

性格特性

体力がある / 慎重で正確である / 手先が器用で細かい作業が得意

労働スタイル

シフト / 工場勤務 / 現地据付

キャリアパス

機械組立工 → ラインリーダー → 設備保全技術者 → 生産管理

必須スキル

手工具・トルクレンチ操作 / 機械図面読解 / 溶接配管作業 / 組立試験操作

推奨スキル

制御機器配線知識 / 品質管理 / 油圧空圧システム理解 / 燃焼理論

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 機械の性能や安全性に影響するため、組立精度が極めて重要。
体力・持続力 重い部品の取り扱いや長時間の立ち作業が多く、体力が必要。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 設計図に基づく組立が中心で、独創的アイデアはあまり求められない。

関連資格

  • アーク溶接特別教育
  • ガス溶接技能講習
  • フォークリフト運転技能者
  • 玉掛け技能者

別名

  • 燃焼装置組立工
  • 重油バーナー組立工

関連職業

  • ボイラー整備工
  • 機械組立工
  • 配管工

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