原木切断工
げんぼくせつだんこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
- 小分類 : 木製品製造工
概要
森林から伐採・搬入された原木をチェーンソーや帯鋸、丸鋸などの切断機械で所定の寸法や形状に切断する作業を行う職業。
詳細説明
原木切断工は、森林から伐採された原木を製材所などに搬入した後、チェーンソーや帯鋸、丸鋸などの各種切断機械を操作して所定の長さや断面形状に切断する職種です。作業前には木材の種類や含水率を確認し、機械の点検・調整や安全装置の確認を実施します。切断作業中は防護具を着用し、切断寸法や木屑の飛散、機械の異常音に注意しながら正確に切断します。切断後の木材は次工程の製材や乾燥工程に供給し、機械のメンテナンスや刃物交換、作業場の清掃、安全管理業務も担当します。
将来性
製材業界の省力化・自動化技術の進展により、効率的な切断機械の導入が進む一方、熟練技術者の需要は継続すると見込まれる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
原木切断工（ジュニア） → 原木切断工（シニア） → 製材工 → 木材加工責任者
必須スキル
推奨スキル
フォークリフト運転 / 安全衛生管理 / 木材の種類と特性の知識 / 機械整備基礎知識
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | ルーチン作業が中心で創造的発想は少ないため。 |
| 数理・定量分析力 | 切断寸法の計測程度で高度な数理分析は不要なため。 |
関連資格
- チェーンソーによる伐木等の業務に係る特別教育
- フォークリフト運転技能講習
- 玉掛け技能講習
別名
- 丸太切断工
- 木材切断工
関連職業
- 木工職人
- 林業作業員
- 製材工