燃料機器取付工（航空機製造）
ねんりょうききとりつけこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械組立工
- 小分類 : 輸送用機械器具組立工（自動車を除く）
概要
航空機の燃料装置および関連配管を組み立て、取付け・調整を行う製造技術職。
詳細説明
燃料機器取付工は、航空機の燃料タンク、燃料ポンプ、配管システムなどの燃料装置を図面どおりに組み立て、取付けから締付、シール施工、動作確認までを担当する。高い注意力と作業精度が求められ、トルク管理やシール材の適切な選定・施工により、燃料漏れの防止や安全性の確保を図る。組立後の検査や調整、他の組立工程や検査部門と連携しながら、生産ラインを円滑に進める役割を担う。
将来性
航空機産業の成長に伴い、燃料系統の高精度組立技術への需要は安定的に推移。品質や安全基準の高度化により、熟練技能者の役割が一層重要となる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
組立工見習い → 熟練組立工 → 品質管理者 → 班長・リーダー → 生産技術者
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 標準作業手順に従うことが中心で、独創性はあまり求められないため。 |
| 数理・定量分析力 | 複雑な計算は少なく、定量分析はあまり行わないため。 |
関連資格
- フォークリフト運転技能講習
- 機械検査技能士（3級）
- 玉掛け技能講習
別名
- 燃料装置取付工
関連職業
- 機械組立工
- 航空機組立工
- 配管工