鍛造加熱設備オペレーター
たんぞうかねつせつびおぺれーたー
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 生産設備オペレーター(金属製品)
- 小分類 : 鋳造・鍛造設備オペレーター
概要
加熱炉(ガス炉、電気炉など)を操作し、素材を所定の温度まで加熱、鍛造作業の前工程を担う製造技術職。
詳細説明
鍛造加熱設備オペレーターは、ガス炉・電気炉を操作し、金属素材を熱間鍛造に適した温度帯(800℃〜1200℃程度)に加熱する。炉の温度設定、素材の投入・取り出し、温度測定、加熱時間の管理を行い、均一で再現性のある加熱状態を維持する。作業手順書に基づき設備の日常点検や簡易メンテナンス、清掃を実施し、安全装置の確認や異常時の初期対応を行う。また、作業記録を作成し、チームでの工程連携や品質管理にも貢献する。
将来性
金属製造業における自動化・省人化が進む中、IoTや自動制御技術への対応力が求められる。熟練オペレーターは依然として重要であり、設備管理やデータ活用スキルを身につけることで将来性が高まる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
鍛造加熱設備オペレーター → 熱処理オペレーター → 生産設備リーダー → 製造現場監督 → 生産マネージャー
必須スキル
安全衛生知識(高温作業) / 温度測定 / 炉操作 / 金属材料知識
推奨スキル
5Sカイゼン / IoTセンサー技術 / 品質管理基礎 / 設備保全(簡易メンテナンス)
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 作業工程が標準化されており、新規のアイデア発想はあまり求められないため。 |
関連資格
- クレーン運転士(小型)
- フォークリフト運転技能講習
- 高圧ガス取扱者(乙種第4類)
関連職業
- 熱処理オペレーター
- 金属加工オペレーター
- 鋳造オペレーター
- 鍛造プレスオペレーター