食品衛生指導員
しょくひんえいせいしどういん
業界・職種
分類
- 大分類 : 医療・看護・保健の職業
- 中分類 : その他の医療・看護・保健の専門的職業
- 小分類 : その他の医療・看護・保健の専門的職業
概要
保健所などの公的機関に勤務し、食品事業者に対して衛生管理の指導・助言や施設検査を行う公衆衛生専門職。
詳細説明
食品衛生指導員は地方自治体の保健所等に勤務し、食品製造・販売業者を対象に衛生管理の指導を行います。食品衛生法やHACCPの基準に基づき、施設・設備の検査、改善提案、職員研修を実施し、食中毒などのリスクを低減させる役割を担います。業者との連携・調整や行政手続きの運用も求められるため、法律知識とコミュニケーション能力が重要です。
将来性
食品安全への関心の高まりで需要は安定的に推移。法改正や国際基準対応が増え、専門性が一層求められる見込み。
性格特性
コミュニケーションを重視する / 几帳面である / 説得力がある / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
食品衛生指導員(初級) → 上級食品衛生指導員 → 食品衛生監視員 → 保健所主任 → 地方自治体保健衛生部門管理職
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 衛生上の微細な問題を見逃さないことが重要なため。 |
| コミュニケーション力 | 食品事業者と信頼関係を築き、法令遵守を促すため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 既存の指導方法が主で新規性はそれほど求められないため。 |
関連資格
- 保健師
- 栄養士
- 食品衛生監視員研修修了
- 食品衛生管理者
関連職業
- 保健師
- 栄養士
- 衛生監視員