食品添加物製造設備オペレーター(天然添加物)

しょくひんてんかぶつせいぞうせつびおぺれーたー

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

天然原料から食品添加物を製造する設備の運転・管理を行う職種。

詳細説明

食品添加物製造設備オペレーター(天然添加物)は、原料となる植物や海藻、微生物由来の素材から抽出・精製・乾燥・混合などの工程を実施する製造装置を操作・監視し、製品の品質と安全性を確保する職種です。装置の運転パラメータを調整し、機械保全や定期点検を実施するほか、CIP(洗浄)や衛生管理、SOPやGMPに基づく手順遵守が求められます。製品サンプルの試験(pH、乾燥度など)を行い、品質データを記録・報告します。生産効率向上や新規添加物の開発プロセスにも関わることがあります。

将来性

健康志向や天然志向の高まりで天然添加物の需要は増加傾向にあります。自動化やデジタル化が進む中で、プロセス制御やデータ解析のスキルを持つ人材の価値が高まるでしょう。

性格特性

几帳面である / 協調性がある / 責任感が強い

労働スタイル

ライン生産 / 交替制 / 日勤

キャリアパス

製造オペレーター → チームリーダー → 生産技術エンジニア → 品質管理担当 → 工場管理職

必須スキル

サンプルテスト / プロセスパラメータ調整 / 機械保全基礎知識 / 衛生管理(CIP洗浄) / 製造設備の操作・監視

推奨スキル

GMP理解 / HACCP知識 / QC七つ道具 / 分析機器操作

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 微細なパラメータ調整や品質チェックに高い正確性が必要なため。
体力・持続力 立ち仕事や重い原料の取り扱いなど、一定の体力が求められるため。

関連資格

  • フォークリフト運転技能講習
  • 危険物取扱者(乙種)
  • 食品衛生責任者

関連職業

  • 化学プラントオペレーター
  • 品質管理(食品)
  • 食品製造オペレーター

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