漁労船機関士
ぎょろうせんきかんし
業界・職種
分類
- 大分類 : 農林漁業の職業
- 中分類 : 漁業の職業
- 小分類 : 漁労船の船長・航海士・機関長・機関士
概要
漁労船のエンジンや補機を運転・点検・整備し、安全かつ効率的な航行を支える専門職。
詳細説明
漁労船機関士は、漁労船に搭載された主機や補機類の運転・保守・修理を担当します。航海前後の日常点検、給油・潤滑管理、機械トラブルの原因究明と緊急修理、法定検査への対応などを行い、機関室内の安全と性能を維持します。また、燃料消費や排気の管理を通じて効率的な運航をサポートし、乗組員との連携で航海全体の安全性向上に寄与します。
将来性
高齢化や後継者不足が課題ですが、漁業の効率化や船舶メンテナンス需要に伴い安定的な求人が見込まれます。洋上風力など新たな海洋産業分野での活躍機会も期待されます。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
三級海技士（機関） → 二級海技士（機関） → 一級海技士（機関） → 機関長
必須スキル
推奨スキル
溶接・配管技術 / 無線通信操作 / 船舶工学基礎 / 英語（マニュアル読解）
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 機械の修理や運転において創造的アイデアはあまり求められないため。 |
関連資格
- 三級海技士（機関）
- 二級海技士（機関）
別名
- 機関士（漁業用）
- 漁船機関士
関連職業
- 漁労船機関長
- 漁労船航海士
- 漁労船船長