普及指導員（水産業）
ふきゅうしどういん（すいさんぎょう）
業界・職種
分類
概要
漁業者や水産業者に対して、最新の生産技術や資源管理手法を普及・指導する職種。
詳細説明
普及指導員（水産業）は、地方自治体や水産指導センターに所属し、漁業者や養殖事業者に対して生産技術や資源管理手法を普及・指導します。現地でのデモンストレーションや研修会の開催、漁場や養殖場の調査・分析、技術相談、補助金申請支援などを通じて、持続可能な水産業の推進を担います。行政や研究機関、漁業団体などと連携し、地域の実情に即した技術移転を行うことが求められます。
将来性
水産資源の持続的利用や養殖技術の高度化が進む中、普及指導員の需要は安定しており、ICTや環境保全技術の知見を持つ人材の価値が高まる。
性格特性
協調性がある / 好奇心や探究心がある / 忍耐力がある / 社交性がある / 説明力がある
労働スタイル
キャリアパス
初級普及指導員 → 普及指導員 → 主任普及指導員・係長 → センター長・課長補佐 → 水産担当課長・研究職
必須スキル
コミュニケーションスキル / データ解析 / 指導研修運営 / 水産学 / 養殖設備操作管理
推奨スキル
GIS・リモートセンシング基礎 / プレゼンテーションスキル / 漁業関連ITツール活用 / 申請書作成 / 英語文献読解
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| コミュニケーション力 | 漁業者と信頼関係を築き、技術を分かりやすく伝える必要があるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新しい養殖・漁法や資源管理手法を継続的に学ぶ必要があるため。 |
| 体力・持続力 | 屋外や漁船上での作業が多く、体力が求められるため。 |
| 計画・組織能力 | 研修会や実証実験を計画・調整する能力が求められるため。 |
| 問題解決力 | 現場の課題に応じた技術支援を行うため。 |
別名
- 水産普及指導員
- 漁業普及員
関連職業
- 水産技術者
- 水産研究者
- 漁業指導員
- 農業普及指導員