漁業監督官
ぎょぎょうかんとくかん
業界・職種
分類
- 大分類 : 法務・経営・文化芸術等の専門的職業
- 中分類 : その他の法務・経営・文化芸術等の専門的職業
- 小分類 : 他に分類されない法務・経営・文化芸術等の専門的職業
概要
漁業法に基づき、漁業者への指導・監督、漁業活動の許可や資源管理、違反取締、現地巡視などを行う公務員。
詳細説明
漁業監督官は、漁業法や関連法規に基づき、漁業者の活動を許可・監督し、漁獲量の管理や資源保護措置を実施します。また、漁場の現地巡視、漁船検査、漁具の適正使用確認を行い、違反事案があれば取締や行政処分を担当します。漁業統計の収集・分析や関係機関・漁業者との連携による指導活動も重要な業務です。陸上のデスクワークだけでなく、海上での巡視や調査も多く含まれ、現場での経験と専門知識の両立が求められます。
将来性
持続可能な水産資源管理の重要性増大に伴い、漁業監督官の役割は今後も安定した需要が見込まれる。ドローンやリモートセンシングなどデジタル技術導入が進み、専門性の高い人材への期待が高まる。
性格特性
公平性や公正性を重視する / 協調性がある / 好奇心や探究心がある / 責任感が強い
労働スタイル
デスクワークフィールドワーク併用 / 官公庁勤務 / 現場巡視 / 転勤あり
キャリアパス
ジュニア漁業監督官 → シニア漁業監督官 → 主任漁業監督官 → 課長補佐・課長 → 水産行政部門マネージャー
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 漁業資源のデータを分析し、管理策を立案するため。 |
| 注意力・正確性 | 漁獲量や法令遵守の厳密な確認が必要なため。 |
| コミュニケーション力 | 漁業者や関係機関と調整・指導を行うため。 |
| 体力・持続力 | 船上巡視などのフィールドワークが多く体力が必要なため。 |
| 問題解決力 | 違反事例や資源管理の課題に対処するため。 |
関連資格
- 4年制大学卒業(水産学専攻等)
- 国家公務員採用試験(一般職)
別名
- 漁業監督
関連職業
- 水産庁職員
- 水産試験研究員