魚体解体工（すり身製造）
ぎょたいかいたいこう（すりみせいぞう）
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（食料品等）
- 小分類 : 水産物加工工
概要
水産工場などで魚を解体し、すり身製造の下処理を行う職種。
詳細説明
魚体解体工（すり身製造）は、魚を工場ライン上で解体・下処理し、すり身製造に適した魚肉を準備する専門職です。主な作業は包丁や電動ナイフを用いた解体、内臓や血合い部分の除去、洗浄、細骨の検査・除去など。衛生管理や品質管理が厳しく求められ、作業後の清掃・消毒や廃棄物の処理も担当します。立ち仕事で体力を要し、乾燥や冷却された作業環境での連続作業が多いのが特徴です。
将来性
国内の水産物需要は安定しており、日本各地で水産加工工場の維持が続くため需要は安定的。ただし自動化・省人化技術の導入が進む分野でもある。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
加工スタッフ見習い → 魚体解体工 → 班長・リーダー → 工場長補佐 → 工場長・製造管理者
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 定型的な作業が中心で創造的発想はあまり求められないため。 |
| 数理・定量分析力 | 量的計算は少なく、単純な数値管理程度のため。 |
関連資格
- フォークリフト運転技能講習
- 食品衛生責任者
別名
- すり身製造工
- 魚肉ペースト製造工
関連職業
- 缶詰製造工
- 魚肉ねり製品製造工
- 鮮魚加工工