魚函敷設工事人

ぎょかんしきせつこうじにん

業界・職種

建築・土木・設備

分類

概要

漁港や沿岸部において、プレキャストコンクリート製の魚函を海底や岸辺に据え付ける専門工事を担う職種。

詳細説明

魚函敷設工事人は、漁港や沿岸部で魚函(魚礁用のコンクリート製ブロック)を据え付ける作業を行います。現場では、基礎整地や水中作業の準備を行い、クレーンや揚重機械を操作して重量物を海底に配置します。位置出しには測量機器を使い、必要に応じて潜水作業員と連携して作業を進めます。気象・海象条件に注意し、安全管理を徹底しながら施工を行います。

将来性

老朽化インフラの更新や漁港整備の需要に伴い、専門技能を持つ敷設工事人の需要は安定的に推移すると予想される。環境配慮型施工技術の習得が今後の鍵となる。

性格特性

体力がある / 協調性がある / 安全意識が高い / 慎重である / 責任感が強い

労働スタイル

チーム作業 / 季節天候依存 / 屋外作業 / 海上作業

キャリアパス

作業員 → 主任 → 現場代理人 → 土木施工管理技士 → 現場監督

必須スキル

クレーン操作 / プレキャストコンクリート / 水中作業安全管理 / 測量 / 玉掛け

推奨スキル

土木施工管理技士(2級以上) / 小型船舶操縦士免許 / 潜水士資格

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 正確な位置に据え付けるために高い注意力が必要。
体力・持続力 重量物の取扱いや長時間の現場作業があるため。
ストレス耐性 天候や海象条件の変化に対処するため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 作業は手順に従って行うため創造性はあまり必要ない。
数理・定量分析力 計算は比較的簡単で専門的な分析は少ない。

関連資格

  • クレーン運転士免許
  • 玉掛け技能講習

関連職業

  • 土木作業員
  • 漁港工事作業員
  • 護岸工事作業員

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