消防士

しょうぼうし

業界・職種

公務・法律・行政

分類

概要

火災の消火や救助活動、災害時の防災業務などを行う公的職務。

詳細説明

消防士は火災、自然災害、事故などの緊急事態に出動し、火災の消火活動や被災者の救助・救命、危険物の処理、防災啓発活動などを行う公務員です。消防署に配属され、24時間体制のシフト勤務で待機し、出動指令を受けて現場へ急行します。現場ではホースやポンプの操作、救助器具やロープの使用、一次救命処置(CPR等)を行い、安全確保と人命救助を最優先します。また、日常的に装備や車両の点検整備、訓練・演習、地域住民への防災教育も担います。

将来性

少子高齢化による人員確保の課題や、気候変動による自然災害の頻発で需要は安定的に高い。ドローンやAI搭載装備による技術革新が今後進む。

性格特性

使命感がある / 冷静沈着である / 協調性がある / 責任感が強い

労働スタイル

24時間365日体制 / シフト / 公共セクター / 夜勤

キャリアパス

消防士(一般隊員) → 救助隊員 → 指揮隊員 → 分隊長・班長 → 副署長・署長

必須スキル

ポンプ・ホース操作 / 安全確認 / 救助用具取り扱い / 救急医療 / 消防装備点検整備

推奨スキル

危険物取扱 / 救急救命士資格 / 消防航空隊経験 / 高度救助技術

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
変化への適応力 刻々と変化する現場状況に柔軟に対応する必要がある。
注意力・正確性 装備の点検や火災現場での危険箇所の見落としを防ぐため。
コミュニケーション力 チーム内での迅速かつ正確な情報伝達が求められる。
体力・持続力 高温下での活動や重い装備の運搬など高い体力が求められる。
問題解決力 現場での状況変化に応じた迅速な判断と対応が求められる。
ストレス耐性 危険でストレスの高い状況下でも冷静に対処が必要。
協調性・チームワーク 集団で連携して消火・救助活動を行うため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 定められた手順に沿って行動するため創造性はそれほど必要ない。
数理・定量分析力 数値処理より現場対応が主体であるため必要度は低い。

関連資格

  • 危険物取扱者(甲種)
  • 救急救命技能認定
  • 普通自動車運転免許
  • 消防設備士

別名

  • 消防隊員

関連職業

  • 救急救命士
  • 自衛官
  • 警察官

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