消防機器検定員
しょうぼうききけんていいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : その他の技術の職業
- 小分類 : 他に分類されない技術の職業
概要
消防機器の性能や機能が法令基準を満たしているか第三者的に検査・検定を行う専門職。
詳細説明
消防機器検定員は、消火器や自動火災報知設備、消火栓などの消防用機器を対象に、法令や規格で定められた性能試験・検査を行い、適合性を判定して検定合格証を発行します。試験装置を用いた圧力試験、放射試験、電気的試験などを実施し、測定データを解析。関連書類を整備し、試験結果を報告書にまとめます。自治体や民間検査機関のラボで業務を行い、防火・防災の安全性確保に貢献します。
将来性
法令改正や防災意識の高まりに伴い安定的に需要が続く見込み。検査の効率化やIoTを活用した遠隔監視システムの導入が進み、データ解析やデジタル技術の活用能力が求められるようになる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
検定員 → 主任検定員 → 検査部門マネージャー → 品質管理部門長 → 研修担当者
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 微細な寸法や数値の誤差が検査結果に直結するため。 |
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | ルールに基づく作業が中心で独創的発想の必要性は低い。 |
関連資格
- 消防設備士
- 特定消防設備点検資格者
別名
- 消防検定員
- 消防用機器検定員
関連職業
- 品質管理技術者
- 安全管理者
- 建築設備設計者
- 消防設備士