生地染工
きじそめこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
- 小分類 : 紡織製品・衣服・繊維製品製造工
概要
生地染工は、布地に染料を用いて色を付ける専門職で、前処理から染色、後処理、乾燥・仕上げ、品質検査まで一連の作業を担当する。
詳細説明
生地染工は、織り上がった布地に対して染料を用いた着色作業を専門に行う職種です。作業は前処理（洗浄や助剤処理）から始まり、染色槽への投入、温度や時間の管理による染色工程、色止め・定着の後処理、乾燥・仕上げ、最終的な品質検査までを一貫して担当します。また、染料の配合比や温度管理、染色機械の操作・メンテナンス、環境負荷低減への対応も重要な業務です。生地品質や顧客指定の色味を正確に再現するため、高い注意力と機械操作技術が求められます。
将来性
環境規制の強化や持続可能性への関心の高まりにより、環境負荷低減型染色技術を習得した生地染工の需要が増えると見られる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
生地染工見習い → 生地染工 → リーダー・班長 → 品質管理者 → 生産管理者
必須スキル
前処理後処理工程管理 / 品質検査 / 染料配合 / 染色機械操作 / 機械メンテナンス基礎
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 色彩設計は専任者が行うことが多く、独自の発想力はあまり求められないため。 |
別名
- 染色工
- 生地染色工
関連職業
- 染色仕上げ工
- 編物工
- 織布工