えつり掛工
えつりかけこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 建設・土木・電気工事の職業
- 中分類 : 建設の職業（建設躯体工事の職業を除く）
- 小分類 : 左官
概要
金属製や木製のラス（網状下地）を壁や天井に取り付け、左官仕上げの下地を作る職種。
詳細説明
えつり掛工は建築現場で壁や天井の下地として用いる金属ラスや木製ラスを取り付ける専門職です。墨出しで位置を決め、釘や結束線を用いてラスを躯体に固定し、平滑・水平を保つための調整を行います。作業には足場や脚立を使用し、高所での作業や重い材料の運搬を伴います。取り付け後は左官工に引き継がれ、モルタルや漆喰の仕上げが行われます。安全対策やチームワークが重要となり、建築図面の理解や工具の扱いに習熟することが求められます。
将来性
高齢化による職人不足が深刻化しており、需要は安定している。リノベーション市場の拡大に伴い、下地工事の専門技術者のニーズが高まると予想される。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
見習い（初心者） → 一人前のえつり掛工 → ベテラン職人 → 左官工チームリーダー → 現場監督
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 決まった手順で作業するため。 |
| 数理・定量分析力 | 高度な数理分析は要求されないため。 |
関連資格
- 左官技能士
別名
- ラス張り工
関連職業
- しっくい工
- モルタル工
- 左官工