エスカレータ装置運転工

えすかれーたそうちうんてんこう

業界・職種

建築・土木・設備

分類

概要

商業施設や公共施設に設置されたエスカレーターの運転操作と日常点検・軽微な故障対応を行う職業。

詳細説明

エスカレータ装置運転工は、商業施設や駅構内、公共施設などでエスカレーターの運転操作と日常点検を担当する。出勤後は運転前点検を行い、異音や摩耗、ケーブルの緩みなどを確認。運転中は安全柵やセンサーを監視し、異常を検知した場合は緊急停止ボタンで装置を停止し、軽微な故障であれば現場で対応、重大な異常時は専門業者と連携して修理を依頼する。定期的に潤滑やクリーニングを行い、運転記録を作成。夜間や休業時には停止措置を行い、次日に向けた準備を整える。顧客対応や報告書作成、設備管理チームとの連携も重要な役割となる。

将来性

高齢化社会や施設の増加に伴い点検・運転需要は安定しているが、自動化・遠隔監視技術の導入が進み、専門的技能に加えてIT知識の習得が求められる傾向にある。

性格特性

冷静に対応できる / 協調性がある / 注意力がある / 責任感が強い

労働スタイル

シフト / 屋内勤務 / 常駐勤務 / 立ち仕事

キャリアパス

ビルメンテナンススタッフ → シニアエスカレータ装置運転工 → 設備管理責任者 → 施設管理マネージャー

必須スキル

エスカレーター運転操作 / 保守点検 / 安全監視 / 異常時対応 / 緊急停止操作

推奨スキル

工具の取り扱い / 故障診断 / 記録報告書作成 / 電気機械基礎知識

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 微細な異常兆候を見逃さない注意力が求められるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
分析・論理的思考力 定型作業が主体で高度な論理思考は少ないため。
創造性・アイデア発想力 作業マニュアルに沿って作業するため。
数理・定量分析力 計算や数値分析はほとんどないため。

関連資格

  • 昇降機運転技能講習

別名

  • エスカレーター操作員

関連職業

  • エレベーター装置運転工
  • ビル設備管理者

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