設備工事施工管理技術者
せつびこうじせこうかんりぎじゅつしゃ
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : 建築・土木・測量技術者
- 小分類 : 建築施工管理技術者
概要
ビルや施設の電気・空調・給排水などの設備工事において、計画・工程管理・予算管理・品質・安全管理などを行う技術職。
詳細説明
設備工事施工管理技術者は、建物内部の電気・給排水・空調など各種設備の施工計画を策定し、業者選定・発注、工程管理、安全・品質・予算管理を担う。現場での調整や関係者との折衝、法令遵守や検査対応、竣工後の性能確認まで一貫して担当し、複数の専門工事を統合してプロジェクトを完遂させる役割を果たす。
将来性
老朽化インフラの更新や省エネ・脱炭素ニーズの高まりにより設備改修工事の需要が増加している。建物のスマート化やIoT導入が進む中、デジタル技術を活用した施工管理スキルの重要性も高まる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
アシスタント施工管理技術者 → 主任施工管理技術者 → 現場代理人 → 工事長 → 課長（技術部門） → 部長・技術統括 → フリーランスコンサルタント
必須スキル
推奨スキル
BIM（設備） / IoTスマートビルディング / コミュニケーションスキル（英語） / プロジェクト管理
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 安全基準や品質基準の遵守に細部への注意が必要。 |
| コミュニケーション力 | 多くの関係者と調整・交渉が必要なため。 |
| 計画・組織能力 | 工程管理や予算管理など計画・組織能力が必須。 |
| 問題解決力 | 現場のトラブルや変更に迅速に対応するため。 |
関連資格
- 一級管工事施工管理技士
- 一級電気工事施工管理技士
- 二級管工事施工管理技士
- 二級電気工事施工管理技士
関連職業
- 建築施工管理技術者
- 管工事施工管理技術者
- 電気工事施工管理技術者