エンジン検査員
えんじんけんさいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械検査工
- 小分類 : はん用・生産用・業務用機械器具検査工
概要
エンジン検査員は、エンジンの性能や安全性を各種測定機器や試験装置を用いて検査・評価し、不具合の有無を判定・報告する技術職。
詳細説明
エンジン検査員は、自動車や船舶、産業機械用エンジンの各種性能試験や外観検査、非破壊検査を行う専門職です。振動計、圧力計、温度センサーなどの試験装置を操作し、耐久試験や漏れ検査、効率測定を実施。測定データを解析し、異常値の原因を究明してレポートを作成します。また、検査装置の校正やメンテナンスを行い、品質管理・工程改善にフィードバック。整備士や設計担当と連携し、安全基準や法規制への適合を確認します。
将来性
自動車業界の電動化や環境規制の強化により従来の内燃機関検査需要は減少傾向にあるが、燃焼効率向上や代替燃料エンジン、高付加価値検査技術のニーズは残り、専門性の高い検査員の需要は一定程度継続すると見込まれる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
エンジン検査員(ジュニア) → エンジン検査員(シニア) → 検査チームリーダー → 品質管理エンジニア → 品質保証マネージャー
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 既存の手順に基づく検査が主で、独創的発想はあまり求められない。 |
関連資格
- 機械検査技能士(国家検定)
- 第一種圧力容器取扱作業主任者
- 非破壊検査技術者
関連職業
- エンジン整備士
- 品質管理検査員
- 機械検査工
- 製品検査員