琺瑯焼成工

ほうろうしょうせいこう

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

金属やガラス製品などにエナメル質(ホウロウ)を塗布し、窯で高温焼成して耐食性や装飾性を持たせる製造職。

詳細説明

琺瑯焼成工は、金属板や鉄製品、調理器具、家具部品などにエナメル(ガラス質の釉薬)を塗布し、トンネル炉やバッチ炉で約700~850℃に加熱焼成することで、表面にガラス質の皮膜を形成する職種です。作業工程は素地の前処理(洗浄・脱脂)、釉薬の調整・塗装(スプレーまたはディップ)、予備乾燥、焼成、冷却、外観検査、バリ取り・手直しなどで構成されます。焼成温度や炉内雰囲気の管理が品質に直結し、ヒビ割れや気泡、ムラのない均一な仕上がりが求められます。高温環境下での長時間作業や重量物の取り扱いがあり、安全管理や作業者間の連携も重要です。

将来性

自動車部品や家電、インテリア用品など多様な分野で琺瑯製品の需要がある一方、省人化・自動化技術の導入で作業効率が向上しており、熟練技術者は引き続き求められる。

性格特性

丁寧で几帳面である / 安全意識が高い / 忍耐力がある / 温度変化に対応できる

労働スタイル

シフト / チーム作業 / 安全装備着用 / 屋内立ち作業 / 工場勤務

キャリアパス

琺瑯焼成作業者 → シニア琺瑯技術者 → 工程リーダー → 生産管理者 → 工場管理者

必須スキル

品質管理(外観検査) / 安全衛生管理 / 手作業仕上げ / 窯炉操作・温度管理 / 釉薬調合塗布技術

推奨スキル

5S管理 / 図面読解力 / 炉の保守点検 / 表面処理化学

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 表面欠陥や色ムラを防ぐため高い正確性が必須。
体力・持続力 高温下での作業や重量物の取り扱いがあり、体力が求められるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 創造性よりも正確な手順の再現が求められるため。
数理・定量分析力 温度や時間を管理するが高度な計算は少ないため。

別名

  • ホーロー焼成工
  • 琺瑯焼き工

関連職業

  • ガラスねんど製造工
  • 窯業製造工
  • 陶磁器製造工
  • 電気炉工

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