エレベータ性能検査員
えれべーたせいのうけんさいいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : その他の技術の職業
- 小分類 : 他に分類されない技術の職業
概要
エレベータ性能検査員は、昇降機の性能や安全性を検査・試験・評価し、関係法令や規格への適合性を確認する専門技術者。
詳細説明
エレベータ性能検査員は、昇降機の速度試験、耐荷重試験、緊急停止試験、ブレーキ試験、振動測定などの性能試験を実施し、試験結果を基に法令・規格値との適合性を確認します。検査結果は報告書として記録・提出し、異常が認められた場合は保守部門や施工管理者と連携して改善策を提案・実施します。建築基準法や昇降機安全規則に基づく定期検査・工事後検査を担当し、公共の安全確保に寄与します。
将来性
高齢化するインフラ設備や安全規制の強化により、昇降機の定期検査需要は安定的に推移すると見込まれる。一方、IoTや遠隔診断技術の導入が進み、検査業務の効率化が期待される。
性格特性
労働スタイル
ビルメンテナンス会社勤務 / メーカー勤務 / 日帰り出張 / 現場作業
キャリアパス
検査員アシスタント → 昇降機検査員 → シニア昇降機検査員 → 技術管理者 → 品質保証マネージャ
必須スキル
保守点検記録作成 / 技術図面読解力 / 昇降機知識 / 法令・基準の知識(昇降機安全規則) / 計測機器操作
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 主に定型的な検査作業が中心で、創造的発想はあまり必要ないため。 |
関連資格
- 昇降機検査資格者証
別名
- 昇降機性能検査員
関連職業
- 建築設備技術者
- 昇降機メンテナンス技術者
- 設備保全技術者