エレベータ組立工
エレベータくみたてこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 機械組立工
- 小分類 : はん用・生産用・業務用機械器具組立工
概要
建築物に設置されるエレベーターの組立・据付・調整を行い、安全に稼働させる技術職。
詳細説明
エレベータ組立工は、図面に基づき部材の加工・組立、レールの据付・調整、制御盤の結線、ワイヤー張力調整、ブレーキや安全装置の機能試験などを行い、エレベーターを安全稼働させる。現場は建築中の高所や機械室など多岐に渡り、溶接やボルト締結、計測機器を用いた精密調整作業が求められる。完成後は試運転・調査を重ね、点検や保守業務へとつなげる。
将来性
ビル建設や既存設備の更新・メンテナンス需要が安定的にあり、省力化技術やIoT連携への対応力が今後求められる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
見習い組立工 → エレベータ組立工 → 班長・リーダー → 施工管理技士 → 品質管理責任者
必須スキル
ボルトナット締結 / リフトクレーン運転 / 機械部品組立 / 溶接技術（アーク溶接） / 計測機器操作（ノギス・マイクロメータ）
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 標準手順に従うため、創造的発想はあまり必要としない。 |
| 数理・定量分析力 | 複雑な数理分析は少なく、基本的な計測で足りる。 |
関連資格
- クレーン運転士（床上操作）
- 玉掛け技能講習
- 第二種電気工事士
- 高所作業車運転技能講習
別名
- エレベーター組立技術者
関連職業
- クレーン組立工
- 工作機械組立工
- 機械保全工