衛生防疫技術員
えいせいぼうえきぎじゅついん
業界・職種
分類
- 大分類 : 医療・看護・保健の職業
- 中分類 : その他の医療・看護・保健の専門的職業
- 小分類 : その他の医療・看護・保健の専門的職業
概要
保健所や検疫所などで、感染症の予防・監視、疫学調査、環境衛生検査を通じて感染拡大を防止する専門職。
詳細説明
衛生防疫技術員は、地方自治体の保健所や厚生労働省の検疫所、国立感染症研究所などで勤務し、感染症の監視・検査・疫学調査を担当します。微生物学的検査や環境衛生検査を通じて病原体を特定し、感染経路や拡大要因を分析。得られたデータをもとに保健指導や検疫措置を計画・実施し、地域社会の公衆衛生を守ります。また、統計解析や報告書作成を行い、関係機関との連携調整やリスクコミュニケーションを行います。
将来性
グローバル化や超高齢社会の進展に伴い、感染症対策や公衆衛生分野の人材需要が増大。パンデミック対応や新興感染症への対応力が一層求められる。
性格特性
協調性がある / 好奇心や探究心がある / 慎重で正確である / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
保健所技術職員 → 検疫所技術員 → 地方公務員(保健衛生) → 主任技術員 → 研究職(国立感染症研究所)
必須スキル
推奨スキル
GIS / リスクコミュニケーション / 健康教育 / 統計解析 / 英語文献読解
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 検体結果や統計データを分析し、感染動向を把握するために必要。 |
| 注意力・正確性 | 検査手技やデータ入力での正確性が求められるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新興感染症や検査手法に対応するために継続的な学習が必要。 |
| 問題解決力 | 感染拡大時に迅速な対策立案が求められるため。 |
関連職業
- 保健師
- 環境保健監視員
- 衛生検査技師