乾燥台車下ろし工（煉瓦・瓦製造）
かんそうだいしゃおろしこう（れんが・かわせいぞう）
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
- 小分類 : 窯業・土石製品製造工
概要
煉瓦や瓦の乾燥工程後、乾燥台車から製品を取り出し、次工程へ搬送・仕分けする肉体労働。
詳細説明
乾燥台車下ろし工は、窯業製品（煉瓦・瓦）の乾燥工程後に、乾燥台車から製品を手作業で取り出し、ひび割れや欠けの有無を検査したうえで次工程（焼成・包装・仕分け）へ搬送する作業を担当します。長時間の立ち作業や重い製品の取り扱いが多く、安全保護具を着用して作業を行います。チームでの協働が必要で、一定のリズムで作業を進めながら品質を維持することが求められます。
将来性
少子高齢化による人手不足で需要は安定しています。一方で自動化・ロボット導入が進むため、将来的には設備操作や保守の知識・技能が求められる可能性があります。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
乾燥台車下ろし工 → 生産ライン監督者 → 製造現場リーダー → 工場長補佐
必須スキル
推奨スキル
5S / コミュニケーションスキル / 品質管理知識
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 標準化された手順に従うため、複雑な分析は少ない。 |
| 創造性・アイデア発想力 | 決まった作業のため高度な創造性は不要。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 作業手順は一定で学習負荷は低い。 |
| 数理・定量分析力 | 定量分析はほとんど不要。 |
| 計画・組織能力 | 個々の作業が指示に基づくため計画立案は少ない。 |
| 問題解決力 | ルーチン作業が中心で高度な問題解決は少ない。 |
別名
- 台車下ろし作業員
関連職業
- 原料調合工
- 成形工
- 煉瓦焼成工
- 瓦焼成工
- 窯業製品検査工