分電盤取付作業員
ぶんでんばんとりつけさぎょういん
業界・職種
分類
- 大分類 : 建設・土木・電気工事の職業
- 中分類 : 電気・通信工事の職業
- 小分類 : 電気工事作業員
概要
分電盤取付作業員は、住宅や商業施設等の電気設備において、分電盤の設置や配線、接続作業を行う専門職です。
詳細説明
分電盤取付作業員は、建築現場やリフォーム工事現場で図面をもとに分電盤の設置位置を決定し、金具固定や配線穴あけなどの下準備を行います。分電盤本体を取り付けた後、電線を適切なルートで配線し、端子台や遮断器への接続を実施します。その後、絶縁抵抗測定や通電試験などの検査を行い、安全基準に適合していることを確認します。作業中は感電や漏電などのリスクを防ぐため、安全装置や保護具の使用、関係法規の遵守が求められます。
将来性
新築住宅や商業施設だけでなく、スマート分電盤や再生可能エネルギー導入に伴う需要の拡大が見込まれ、専門的な技術習得や安全管理能力を備えた人材のニーズは安定的に推移するでしょう。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
見習い作業員 → 分電盤取付作業員 → 電気工事士 → 現場監督 → 施工管理技士
必須スキル
推奨スキル
CAD（配線図作成） / 品質検査 / 安全管理 / 高所作業車操作
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 主に設計図に基づき作業するため |
| 数理・定量分析力 | 計算業務は少ないため |
関連資格
- 第一種電気工事士
- 第二種電気工事士
関連職業
- 配線工
- 電気工事士