展示装飾士(デザイン業)

てんじそうしょくし

業界・職種

クリエイティブ・メディア

分類

概要

展示会やイベント、博物館、店舗などの空間におけるディスプレイや装飾を企画・デザイン・施工する専門職。

詳細説明

展示装飾士は、展示会やイベント、博物館・美術館、ショールームなどにおいて、テーマやコンセプトに合わせた空間演出を担当します。クライアントとの打ち合わせで要件を整理し、平面図や3Dパースを用いたレイアウト提案、施工図の作成、模型制作を行い、照明や什器、グラフィックのデザイン・設置をディレクションします。施工現場では職人や運送業者と連携しながら、安全性や予算、スケジュールを管理し、完成後の撤去まで一貫してプロジェクトを統括します。

将来性

コロナ禍からのリアルイベント再開や体験型展示の需要増に伴い、空間演出の重要性が上昇。VR/AR等デジタル技術と融合した展示設計能力を持つ人材の需要が高まる。

性格特性

コミュニケーション能力に優れている / 几帳面である / 創造的である / 臨機応変に対応できる / 責任感が強い

労働スタイル

イベント会社勤務 / フリーランス / 美術館博物館勤務 / 設計事務所勤務

キャリアパス

アシスタントデザイナー → 展示装飾プランナー → プロジェクトマネージャー → 空間デザイナー → フリーランス

必須スキル

CAD操作 / プレゼンテーションスキル / 図面作成 / 模型制作 / 素材・什器選定知識

推奨スキル

3Dモデリング(SketchUp等) / Adobe Creative Suite / コミュニケーションスキル(英語) / プロジェクト管理

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 安全確保と仕上がり精度のため細部まで注意が必要なため
コミュニケーション力 クライアントや施工チームとの折衝・調整が多いため
創造性・アイデア発想力 魅力的な展示演出を生むアイデアが要求されるため
計画・組織能力 スケジュール・予算管理などプロジェクト運営能力が不可欠なため
協調性・チームワーク 複数の職種と協働し施工を進めるため

関連資格

  • 展示装飾技能検定
  • 色彩検定

別名

  • ディスプレイコーディネーター
  • 展示ディスプレイデザイナー
  • 展装デザイナー

関連職業

  • インテリアデザイナー
  • グラフィックデザイナー
  • プロダクトデザイナー
  • 空間デザイナー

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