カッター工（肉製品）
かったーこう（にくせいひん）
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（食料品等）
- 小分類 : 食肉加工工
概要
肉製品の原料肉を機械または手作業で切断・トリミングし、製品形状に整える職種。品質管理や衛生管理も行う。
詳細説明
カッター工（肉製品）は、ハムやソーセージ、ベーコンなどの製造ラインにおいて、原料肉をスライサーやカッティングマシン、手作業で適切なサイズや厚さに切断・トリミングし、製品形状に整える作業を行います。作業中は温度管理や衛生管理を徹底し、機械の点検・清掃、製品の重量や厚さのチェック、包装前の品質検査なども担当します。肉質や部位に応じた加工技術と安全衛生の知識が求められます。
将来性
国内の食肉製品需要は安定しており、自動化設備や衛生管理・トレーサビリティ強化の進展に伴い、高度な機械操作や品質管理能力が求められる傾向にある。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ライン作業員 → シフトリーダー → 生産管理担当 → 品質管理担当 → 工場長
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 手順に従う作業が中心で、創造的発想は少ないため。 |
| 主体性・リーダーシップ | 定められた手順や指示に従う業務が中心なため。 |
| 数理・定量分析力 | 重量・厚さの設定は機械で行われるため、計算負担は小さい。 |
関連資格
- フォークリフト運転技能講習
- 食品衛生責任者
別名
- 肉カッター
- 肉製品カッター
関連職業
- ハム・ソーセージ製造工
- ミンチ製造工
- 包装工（食品）