保育士(母子生活支援施設)
ほいくし(ぼしせいかつしえんしせつ)
業界・職種
分類
概要
母子生活支援施設で、母子に対して生活支援や保育、相談業務を行い、母子の自立と児童の健全な成長を支える。
詳細説明
母子生活支援施設における保育士は、経済的・社会的事情で生活に困難を抱える母子を受け入れ、子どもの成長に応じた保育の提供や食事・入浴などの日常生活の支援、児童の安全管理を行います。また、母親への子育て相談や生活設計の支援を行い、福祉サービスや行政機関との連携を図りながら、母子の自立と社会復帰を支援します。
将来性
母子家庭への支援が社会的に重要視されており、母子生活支援施設での保育士需要は安定して推移すると予想される。専門性向上や多職種連携の強化により、キャリアの幅も拡大していく。
性格特性
冷静な判断力がある / 忍耐力がある / 思いやりがある / 臨機応変に対応できる
労働スタイル
キャリアパス
保育士(母子生活支援施設) → 主任保育士 → 上級保育士 → 児童指導員リーダー → 施設長
必須スキル
保育計画作成 / 発達観察と記録 / 福祉サービス調整連携 / 緊急対応(応急手当) / 面談相談技法
推奨スキル
ケースワーク / ストレスマネジメント / レクリエーション企画 / 行政文書作成
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 子どもの安全や母子の状況変化を細かく観察する必要があるため。 |
| コミュニケーション力 | 母子との信頼関係を築き、適切な支援を行うため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 福祉関連法規や支援手法を継続的に学び、実践する必要があるため。 |
| 計画・組織能力 | 生活プログラムや支援計画を立て、実行・調整する必要があるため。 |
| 問題解決力 | 予期せぬトラブルや緊急事態に迅速に対応する力が求められるため。 |
| ストレス耐性 | 母子の心理的・身体的負担に対応しながら支援を行うため。 |
| 協調性・チームワーク | 施設スタッフや関係機関と連携して支援を進めることが多いため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 数理・定量分析力 | 数理的な分析や計算作業は少ないため。 |
関連資格
- 保育士
関連職業
- 児童指導員
- 児童福祉司
- 幼稚園教諭