保育士(盲・ろう・あ児施設)
ほいくし(もう・ろう・あじしせつ)
業界・職種
分類
概要
盲・ろう・あ児施設において、視覚や聴覚などに障害のある子どもの発達支援や日常生活援助を行う専門職。
詳細説明
保育士(盲・ろう・あ児施設)は、視覚障害や聴覚障害、その他障害を持つ子どもたちが通う専門施設で勤務します。発達評価や個別支援計画の作成を行い、日常生活やコミュニケーション支援を提供します。手話や点字、触図など多様な手段を用いて子どもの自立を支援し、遊びや学習活動を工夫して発達促進を図ります。家族支援や他職種との連携、安全管理や緊急時対応も重要な役割です。
将来性
少子化の影響で一般保育士の需要は横ばい傾向ですが、障害児保育の専門性が求められるため、専門施設での保育士の需要は高まっています。ICTや福祉用具の活用、多職種連携による包括的支援が進展し、専門知識の習得がキャリアの強みとなるでしょう。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
保育士 → 主任保育士 → 児童発達支援管理責任者 → サービス管理責任者 → 施設長
必須スキル
推奨スキル
AAC支援 / ICT機器操作 / アセスメントツール活用 / 家族支援技法
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 子どもの微細な発達変化や健康状態を把握する必要があるため。 |
| コミュニケーション力 | 障害特性に応じた多様なコミュニケーション手段を駆使する必要があるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 障害児保育に関する専門的知識や技術を継続的に学ぶ必要があるため。 |
| 体力・持続力 | 移動介助や長時間の立ち仕事など体力を要するため。 |
| 問題解決力 | 突発的な行動や健康面の課題に迅速に対応する必要があるため。 |
| ストレス耐性 | 緊急時対応や子どもの不安定な行動に冷静に対処する必要があるため。 |
| 協調性・チームワーク | 多職種や家族と連携して支援を行うため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 数理・定量分析力 | 数理的な分析や定量的業務はほとんどないため。 |
関連資格
- 保育士資格
別名
- 盲児保育士
- 聾児保育士
- 障害児保育士
関連職業
- 保育教諭
- 児童指導員
- 児童発達支援管理責任者
- 児童福祉司
- 幼稚園教諭
- 放課後児童支援員