児童心理相談員（保健所）
じどうしんりそうだんいん（ほけんしょ）
業界・職種
分類
- 大分類 : 法務・経営・文化芸術等の専門的職業
- 中分類 : 図書館司書、学芸員、カウンセラー（医療・福祉施設を除く）
- 小分類 : カウンセラー（医療・福祉施設を除く）
概要
保健所において子どもの心理的な問題や発達課題に関する相談を受け、専門的な支援を行う職業。
詳細説明
児童心理相談員（保健所）は、保健所の地域保健部門に所属し、子どもの心理面での課題や発達の問題について電話や面談で相談に応じる。個別面談や心理検査を通じて問題の把握を行い、支援計画を作成。保護者や学校、地域の医療・福祉機関とも連携し、適切なフォローアップや情報提供を行う。発達障害の早期発見や親子関係の改善などに取り組み、地域全体の子どもの心の健康を支える。
将来性
子どもの発達障害や心の問題への関心の高まりに伴い、専門相談員の需要は増加傾向。地域包括ケアとの連携強化やオンライン相談サービスの拡大が見込まれる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
保健所臨床心理担当職員 → 児童心理相談員 → 主任児童心理相談員 → 保健所地域保健部門リーダー → 地域保健課長
必須スキル
推奨スキル
ファシリテーション / 医療福祉制度知識 / 危機介入 / 心理検査 / 関係機関連携調整能力
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 微妙な表情や行動の変化を見落とさないため。 |
| コミュニケーション力 | 対象者や保護者との信頼関係構築に不可欠なため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 心理学や発達障害に関する知識を更新し続ける必要があるため。 |
| ストレス耐性 | 感情労働が多く精神的負担への耐性が必要なため。 |
適性（苦手でも可）
関連資格
- 公認心理師
- 臨床心理士
別名
- 保健所児童心理相談員
- 児童心理カウンセラー
関連職業
- 児童福祉司
- 公認心理師
- 学校心理士
- 精神保健福祉士
- 臨床心理士