キャブレター組付工(自動車)

きゃぶれたーくみつけこう(じどうしゃ)

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

自動車用キャブレターの部品を手工具や専用治具を用いて正確に組み付ける製造職。

詳細説明

キャブレター組付工は、自動車エンジンの燃料供給装置であるキャブレターの部品を製造図面や作業手順に従い、手工具や専用治具で組み立てる職種です。小型のバルブやスプリングなど多数の微細部品を高い精度で取り付け、トルク管理や漏れ検査を行い品質を確保します。完成後は動作検査や調整を実施し、次工程の組立ラインへ流します。

将来性

燃料噴射方式への移行に伴いキャブレター製造は減少傾向。一方でクラシックカーや小型エンジン市場では一定の需要が続く。

性格特性

忍耐力がある / 手先が器用で細かい作業が得意

労働スタイル

シフト / 制服着用 / 工場勤務

キャリアパス

キャブレター組付工見習い → キャブレター組付工 → ラインリーダー → 製造技術者

必須スキル

トルク管理 / 工具操作 / 精密組立技術 / 製造図面の読解

推奨スキル

機械加工基礎知識 / 素材特性理解

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 微小部品の組付けに高い精度が必要なため。
体力・持続力 長時間の立ち作業や反復作業に耐える必要があるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 決められた手順で作業するため。
主体性・リーダーシップ 定型作業が主体で自主性は限定的なため。
数理・定量分析力 数値的分析は少ない。

別名

  • キャブレター取付工
  • キャブレター組み立て工

関連職業

  • エンジン組立工
  • 自動車整備工
  • 部品組立工

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