釣竿製造工(炭素繊維製)
つりざおせいぞうこう(たんそせんいせい)
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工(金属製品・食料品等を除く)
- 小分類 : その他の製品製造・加工処理工(金属製品・食料品等を除く)
概要
炭素繊維(カーボンファイバー)を用いた釣竿の製造に従事し、プリプレグの巻き付けや焼成、研磨、塗装などの工程を行う職種。
詳細説明
釣竿製造工(炭素繊維製)は、カーボンファイバーシート(プリプレグ)を用い、設計データに基づいてブランク(竿の骨格部分)を成形する。素材の裁断、巻き付け(ラッピング)、適切な温度と圧力での焼成(キュア)、冷却後の研磨やコーティング、クリア塗装などの仕上げ工程を担当する。微細な積層角度や巻き数、樹脂含浸量の調整により、竿の強度やしなやかさ、感度を最適化する。高温・高圧のオートクレーブ操作や樹脂硬化プロセスの管理、品質検査(歪み、層間剥離、表面欠陥の検出)にも携わる。量産ラインから手作りのカスタムロッドまで、製造規模や用途に応じた柔軟性が求められる。
将来性
カーボンファイバー素材の進化やアウトドア人気により需要は安定的に推移。自動化技術や新複合材料の開発により製造工程は高度化・省人化が進むが、カスタムオーダー製作には高い職人技が依然求められる。
性格特性
几帳面である / 向上心がある / 好奇心や探究心がある / 手先が器用で細かい作業が得意 / 集中力が高い
労働スタイル
キャリアパス
製造オペレーター → 熟練製造技術者 → ラインリーダー/班長 → 製造技術エンジニア → 製品開発エンジニア
必須スキル
推奨スキル
CAD/CAMデータ作成 / 品質管理手法(QC) / 新素材評価 / 材料力学 / 英語文献翻訳
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 微細な巻き付け角度や樹脂量のズレが性能に直結するため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新素材や製造技術の変化が多く、継続的な学習が必要なため。 |
| 問題解決力 | 製造中の層間剥離や欠陥の原因究明が頻繁に発生するため。 |
関連職業
- 竹竿製造工
- 釣り具製造工